ゆっくり・まったり資産形成

マイペースにお得な制度やポイ活を使いながら節約したお金を投資で運用し経済的自由を目指しています。

高配当株投資は注意が必要

去年まではNISAを利用して日本株を中心にアメリカ株の高配当株やリートに投資をしていました。
なぜ高配当株に投資をしていたかというと目に見える形で配当金がもらえるからです。今はフルタイムで社員として働いているため、配当金をさらに再投資することで資産の最大化を狙っていました。

しかし、コロナウィルス感染拡大により、高配当株のデメリットやリスクといったものがより顕著になったこと、アメリカ株を中心としたインデックスの指数が一時期暴落したのにも関わらず、その後力強く値上がりしていく様子を見て投資方針が変わってしまいました。

1.高配当株は不景気時にはそれなりに下落するがその後、成長株より収益が少ない。
高配当株は景気後退時に配当が見込めるため下落しにくい分、景気上昇時に大きく株価が成長株に比べて上がりません。

コロナの影響で下がった後、日経平均株価はその後値を戻し、さらに値上がりしていますが、私の保有する高配当株はいまだに値を戻していません。
利益を事前に配当として分配しているためその分価値が上がりにくい傾向なのはわかりますが、配当金を差し引いてもコロナ前の価格には戻っていません。

2.配当金は支払われるたびに税金がかかる。
配当をもらううたびに課税されます。また、再投資をするときには購入手数料もかかってしまいます。そのため複利効果が弱くなるという欠点があります。
インデックスファンドの場合、配当金が支払れるたびに自動的に再投資され、ファンドの売却時にまとめて利益分に税金がかかるため複利効果が出やすいです。

iDeCoや積立NISAを活用すると利益に対する税金が免除されるためさらに複利効果が上がります。

3.減配されることもある。
会社が減益になると当然減配されることもあります。
関西電力東日本大震災の後の原発問題で電力株が数年間配当が無配になりましたし、日産自動車は業績不振のため無配になっています。

無配とまではいかなくてもJTは減配となってしまいました。

先ほど例に挙げたとおり、高配当株を購入し続けるにもリスクは存在します。

特に減配時には追い打ちをかけるように株価まで大幅に下がってしまいます。

iDeCo、積立NISAを利用したインデックス投資に方向転換をしたのはコロナ過での価格の動きにより、高配当株への投資リスクを身をもって経験したのもひとつの理由となっています。

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