高配当株投資で気を付けていること
こんばんは
高配当株投資はインデックス投資と比べて難易度は高いです。
良く書かれている売り上げの右肩上がりの株や配当が増配傾向の株を選ぶとかでは無く、自分の視点で気を付けていることを書こうと思っています。
1.近年の増配率は将来あてにならない
最近、連続増配や累進配当政策を採用している銘柄に投資すると配当が10年間で数倍になるとよく書籍とかでグラフで示されており、それらの銘柄に投資することで配当金を大きく増えると書かれていることがあります。
確かに連続増配や累進配当政策の銘柄は大きく配当金が増えています。
しかし株主還元の一環で配当性向を上げており、そのため配当利回りが上昇しています。
配当性向の上昇は高配当株投資家から見ればよい傾向ですが、配当性向にも限界があり、ある利率になった時点で横ばいになると思われます。
なので配当金の伸びは今後鈍化していきますので、増配の理由が配当性向の上昇だけでなく利益の増収なのか気を付けて投資をしています。
2.不祥事企業は要注意
これは当たり前のことかもしれませんが、不祥事を起こした企業の株価へのダメージは想像以上に大きいです。
過去に日産自動車を保有していましたが、投資した当時は安定して利益を上げており、しかも高配当株であったため、飛びついて50万円ほど投資しました。
その後ゴーン社長の事件がありました。売り上げ、利益ともに右肩下がり一時無配となっています。
ゴーン社長事件後株価は当然大きく値を下げたのですが、不祥事後すぐに売却していれば株価は半額以下になることはなく、30%の損失くらいで済みましたので、その時損切りできなかったことを今でも後悔しています。