ゆっくり・まったり資産形成

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株式投資が敬遠される理由を考えてみた。

知り合いで宝くじやパチンコなどマイナスサムゲームには積極的に参加するのに株式投資はギャンブルみたいなもので大損するからしないという人が多くいます。

そのような人に限って投資環境を理解していないと思われます。

また、株を購入するのにいまだに数十万円必要で、会社が倒産するとその投資金額が0になる可能性があるのでやらないと言います。

宝くじやパチンコに数万円負けても平気なのにです。

株式投資は少額での分散投資投資信託を購入することで投資した金額が0になる可能性は極めて低くなりますし、米国株とかでしたら基本的には上昇しているため、長い目で見たらかなりの高確率でプラスになるのに全く興味を示さないどころか嫌悪感を感じています。

なぜ、このような考え方になるのか自分なりに理由を考えてみました。

 

1.株式投資日本株が中心

日本株は最近好調ですが、約30年前のバブル期の最高値をいまだに更新していません。

当然、その時に購入した人は30年たった今も含み損を抱えてしまっています。

20年ほど前に当時はネット専業の証券会社がない時代ですが、とある店舗の証券会社で株を購入するとき、手続きの待ち時間で隣でベテランの投資家の方と店員の人が話しているのを聞く機会がありました。

そのベテラン投資家はバブル期前から投資をしている人でバブル崩壊後10年経っても株価はずっと半値になっていると嘆いていました。

当時は外国株を簡単に買える時代ではありませんでしたのでほとんどの人は日本株に投資をしており、さらにバブル崩壊でかなりの含み損を抱えた人が多かったです。

一般投資家がバブル期以降に日本株で損した人が多くいたことが株は損をするものという考え方が刷り込まれてしまったため、投資は怖いものと言う考え方になったのだと思っています。

 

2.投資信託はぼったくりファンドしかなかった。

今でこそ一部ぼったくりファンドはありますが、積立NISA適用ファンドを中心に手数料が安いファンドが増えていますが、20年前は投資信託は全部がぼったくりファンドでした。

昔、ワールドビジネスサテライトで大々的に特集が組まれていた〇ォーバーグ〇ンカス日本株ファンドと〇ォーバーグ〇ンカス日本小型株ファンドを購入したのですが、購入手数料1%、信託報酬3%、売却手数料1%にさらに消費税が上乗せされていました。

今考えると恐ろしい手数料です。

※ファンド名は一部伏せておきます。

今ではお気軽に100円で買えますが、当時は最低購入金額は20万円でした。

とても投資初心者が買える額ではありません。

一時期、大きく日経平均株価が低迷した時、当然のように基準価格は下落しました。

これは投資をしている以上仕方がないのですが、その後株価が回復した時、手数料負けしてほとんど基準価格は変わりませんでした。

この時、信託報酬の高さに嫌気が差して半値以下になりましたが思い切って損切りをしました。

 

その後、投資信託アレルギーになり、優待株・高配当株に投資をするようになりました。

 

以上2つが私が考えている株式投資が敬遠されてしまう理由だと思っています。

今はネット証券が普及し、株式売買の手数料が大幅に下がっていますし、米国株を中心に海外の株も気軽に買えるようになりました。

投資信託においてもいまだにぼったくりファンドが横行していますが、手数料が安い優良インデックスもあります。

昔の証券会社のぼったくり商法を知っているだけに今の投資環境はかなり改善されています。

なので最近投資を始めている今の若い人が大変うらやましいですね。

 

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