60歳でのリタイアを目指す理由
私は経済的自由を目指していますが、アーリーリタイアやセミリタイアを目指していません。
現役として働ける60歳までは働きたいと思っています。
年収が若くて1000万円以上の方なら別ですが、普通のサラリーマンなら40代や50代でのリタイアには金銭的にも無理があると思っています。
今の私が目指そうとしたら、毎月積み立てている貯金をうえでフルインベストメントで投資を10年以上続けないと経済的自由は達成できないからです。
このような投資をしてしまいますとマイホーム購入や子供の教育資金などの人生イベントは何もできなくなってしまいます。
普段、仕事を頑張って節約してるのにただお金を貯めることだけに集中してしまうと人生がつまらなくなりますし、そんな生活は長続きしないと思っています。
時には家族サービスやたまの贅沢は次に頑張るために必要だと思っています。
また、60歳まではいわゆる現役世代で最も稼げるときに当たります。
50歳を過ぎた段階から給料が減っていく時代ではありますが、60歳以降の給料は私が働いている会社では60歳以降は約半分になってしまいます。
人によっては意見が違うとは思いますが、最も給料が良い時期に働かないことは損だと思っています。
なによりも、リタイアすると全額自己負担で社会保険を全額支払わないといけないし、社内の福利厚生である家賃補助や貯蓄制度も受けられなくなってしまいます。
厚生年金にしても支払い期間が短くなってしまうため、年金額が下がってしまいます。
年金の減額による減額分を余計に資産を形成していかなくてはならなくなってしまいます。
それらの理由から、個人的には60歳以前でのリタイアは損だと思っています。
最近はFIREブームですが、リタイアを目指している人のブログでリタイア後の社会保険や年金、想定できる人生イベントの資金確保などに触れる方はあまりいないように思います。
人それぞれの考え方があるのでアーリーリタイアやセミリタイアを否定する気は全くありません。
私は早期リタイアは目指していませんが、60歳を過ぎてまで働きたいとは思っていません。
一応、60歳としていますがこれから少子高齢化の影響で年金受給年齢の後退や年金減額も予想されます。
実際には無理かも知れませんが、目標は大きく持ちつつ、60歳リタイアを目指して資産形成をしていこうと思っています。